2011年4月2日土曜日

ルーマニアの旅 2日目

2011年3月20日(日曜日)の旅の記録
アテネ・ブカレスト・ヒルトンの朝食。ビュッフェ形式でかなり豪華でした。あたたかいお料理やパンやシリアル、サラダなど、種類が豊富。フルーツひとつとっても、生のもの、コンポート、ソース、干したものなど様々。
朝食が充実したホテルは特に好き。

お腹が満たされたら、革命広場と旧共産党本部を観光。コートを羽織らずとも、ちょこちょこっと走ったら行ける距離です。
 この建物の屋上からチャウシェスク夫妻がヘリで逃亡したんですねえ。ここにこうして立つことがあるなんて、1989年のあの時には思いもしなかったな。

さて、私を最も力強くルーマニアに引き寄せた作家で宗教学者、ミルチャ・エリアーデ。ホテルをチェックアウトして、車で来ちゃいましたよ。ムントゥリャサ通りに。ネット上のルーマニア語情報をかき集め、翻訳サイトでさんざん怪しい日本語の訳文を読んだ結果、どうやらここがムントゥリャサ小学校の跡地であるらしいと推測。
柵の中には大量のごみが捨てられていました。

国民の館にも行ってみましたが、この日は何かイベントをやっていて館内見物はお休みでした。守衛さんに「また来週おいで」って言われたけど、そんなに簡単には来られないのだよ。
それほど中が見たかったわけでもないし、次を急ぐのでまあヨシとする。しかし、車から一歩外に出ると野良わんこがあちこちにいますな。

お次はチャウシェスク夫妻の眠るゲンチェア墓地です。敷地内を歩いていると、ベンチに腰掛けたおばあちゃん3人組が「チャウシェスク?あっちあっち」と指差して教えてくれて、お墓の管理のおじさんもやってきて、お墓の前まで連れてきてくれました。夫婦別々に埋葬されてるってガイドブックにあったけど、一緒になったみたいです。なんか墓石もつやつやで新しい。
「写真撮ってもいい?(英語)」って身振り手振り付きで聞いたら、おじさんはうんうんってうなずいて「パパット!パパット!」って言ったんですけど、な、何?パパっと撮れってことですか。まさか日本語と同じですかー。たぶん違うと思うけど。で、「ムルツメスク(ありがとう)」って言うと、みんなうれしそうに微笑んでくれます。

墓地の入り口ではお花が売られていました。駐車場はこの写真の手前側にありましたよ。
そしてここで、ルーマニア初の物乞いにあうのでした。しつこくされることもありませんでしたけど。

それからプラザ・ルーマニア(ショッピングモール)で水とお昼ごはんを調達し、ホレズに向かって移動。
プラザ・ルーマニア内のケバブのお店は、お客さんでごった返す中、お店のお兄さんたちがとても丁寧に注文を聞いてくれて、ルーマニア語のわからない私たちでも写真のようなおいしいお昼ご飯を手に入れることができました。

ルーマニアには珍しい高速道路。無料です。

レンタカー屋さんからお借りしたナビ。セロハンテープでぐるぐる巻きにされていました。
 道路は聞いていたほど悪くないなあ、というか結構きれいです。周りに柵がないのはアメリカも同じだし…と思っていたら、横断していく人がいましたよ。道路脇で何か売っている人も見かけましたけど、こんなとこで車停めたら危なくないのかな(汗

 そして、パーキングエリアにも野良わんこがわんさといました。車のドアの外で待つわんこ。
ルーマニア情報を見ていると、「野犬」って書いてあるので、こわいイメージが浮かぶのですが、旅の途中で1度も吠えられたことはありませんし、ついてこられたこともありませんでした。それでも犬が苦手な人にとってはこわいでしょうし、かまれる人も多いようですので、迂闊なことは書けませんが、私の印象としてはかわいいわんこといったところでした。1週間ほどしかルーマニアにいませんでしたしね。

その後、67号線を通ってホレズ方面へ。道は普通に走行でき、特に悪いといったことはありませんでした。

ホレズ修道院に到着。この黄色の門の手前に駐車場があったのでそこに駐車していたのですが、修道院の方に聞くと、次の門の手前まで車で入って良いとのこと。

大きな黒い扉と白い壁が美しい。
さて、私ここの修道院に日本から(英語で)電話を入れて宿泊させてもらえることになっており、到着の2日前にもう1度電話を入れてねと言われていたのですが、かけても留守電でつながらなかったため、「ま、いっか」と直接やってきたのですが、その辺りにいらした修道女さんに話しかけても全然英語が通じず…試しにフランス語で話してみたら、「フランス語ならちょっとだけわかります」と言われ、英語を話す方のところに連れて行ってもらえました。

で、私を泊めてくださるとおっしゃっていたマリナさんはここのマザーで、今ちょっと見あたらないと。冬場は暖房がないので通常ゲストはお泊めしないのだけど、マリナさんになにかお考えがあったのかなと。どうなるかわからないけど、マリナさんが見つかるまで、しばらく待てますかと。とってもやさしい笑顔のかわいい修道女さん。

しばらく修道院を見学させてもらって待ちましたが、みなさんとてもお忙しそうでしたので、かなりおじゃまになっているかもと思い、他の宿を探しに行くことにしました。

泊まれなくて残念だったけど、ルーマニアで見た修道院の中で、一番好きな修道院でした。修道院内の壁にびっしり描かれた絵も、外側の色も形も、私にとっては完璧な美しさでした。
さて、暗くなってきたので気持ちを切り替えて宿探し。

当初行く予定になかったシビウで宿泊することにして、81号線を北上しました。交通量は多かったけれど、渋滞などはなく、道も悪くなかったです。地球の歩き方に載っていたパルクホテルに泊めてもらいましたが、ユーロで支払いたいと言ったら端数分をおまけしてくれました。お部屋も快適。夜も遅く、疲れきっていたので、夕食抜きでころっと寝ちゃいました。

0 件のコメント:

コメントを投稿